天然酵母のものや個性的な味わいのもの、かわいらしい形のものなど、
主婦の間では、最近なにかとパン屋さんが話題になることが増えてきました。
常に行列ができていて、でき上がりとともに売り切れるパン。
実は私も、「おいしい」という評判を聞くと、遠くても訪ねてみるほどのパン好き。
目の前で売り切れて、買えずじまいだった店に繰り返し足を運んだこともありました。
でも、鎌倉にも、おいしいパン屋さんはちゃんとあるんです。
それが、こちら「Bread Code by recette」。
工房がある坂ノ下本店へは、長谷駅を降りて徒歩5分ほど。
そのほかにも、小町通りに支店と、
ラスクを扱う長谷駅近くのお店の3店舗を構えています。
もともとはパンスイーツで人気のカフェで、
最近ではアップルパイ屋さんもオープンさせました。
こちらの「Bread Code by recette」は、
日本独自のパンを生み出したいという理想のもと、
品質の高い純国産の小麦を使ったパンを提供してくれる生食パン専門店です。
スタッフの方によると、ここの食パンは
世界一と絶賛されるフランス産よりもおいしい日本の小麦を使用していて、
パン屋さんなら、誰でも一度はこの小麦を使ってみたいといわしめるほどなのだそう。
ただ、生産量が限られていて、価格も高価なため、
一般的なパンではなかなか見かけない貴重なものなんですって。
観光客の多い小町通りのお店は、いつも行列ができているので、
私はもっぱら、極楽寺駅から長谷方面へ散歩しながら、本店へ顔を出すようにしています。
食パンは全部で5種類あるのですが、
開店と同時に購入できるのは、角型のリッチとプレーン、山型のプレーンの3種。
残りの2種は、14時の焼き上がりまで入手できません。
14時に来店しないと買えないのは、数量限定の鎌倉食パンと星の井食パン。
1日20本しか出ないので、買える確率が低いんですよね…。
我が家は、普段の朝食で食べるパンですから、角型食パンで十分満足。
これはトースト向きのもっちり系食パンです。
今回は、ちょっと贅沢にリッチテイストをチョイスしました。
リッチは、バターがたっぷり入った風味豊かなタイプで、
リピーターも多い人気の食パンです。
でも、高価ですし、そんなに頻繁には買いに来られないので、
今日はついでに、小さいサイズの山型プレーンもおまけでゲット。
どこに行っても、やっぱり欲張りで食いしん坊な性格が
顔をのぞかせてしまいます(苦笑)。
ちなみに、こちらのパンの賞味期限は常温で3日。
おすすめの保存方法は、カットしたパンが乾燥しないように
1枚ずつラップに包んでフリーザーバックに入れる、です。
これで、最後までおいしくいただけますよ!
弾力があって、しっかりとした歯ごたえのある食パン。
でも、決して固すぎず、柔らかすぎることもなく、
噛めば噛むほど小麦の旨みと甘み、芳醇なバターの香りが感じられます。
こんなにおいしい食パンでサンドイッチを作ったら、絶対においしいだろうなぁ。
今年の夏休みは、サンドイッチをリュックに詰め込んで、
友達と鎌倉アルプスの天園ハイキングコースを山歩きするのもいいなぁ。
夏のハイキングはきっと気持ち良いだろうなぁ…と、妄想は尽きません。
おいしい食パンをお探しの方は、ぜひ鎌倉にも一度足を運んでくださいね。
売り切れ次第閉店してしまいますから、訪ねる時はどうぞお早めに。
Bread Code by recette 坂ノ下本店
住所:神奈川県鎌倉市坂ノ下22-23
交通:江ノ島電鉄長谷駅・極楽寺駅から徒歩5〜7分
TEL:0467-53-7307