藤沢市地域社会へ貢献!湘南夜間救急動物病院「シーメック」
2023年4月8日

ペットの飼育率が高い湘南地域。愛犬、愛猫に不測の事態がおきた時、藤沢市にも夜間に利用できる救急動物病院があります。
湘南夜間救急動物病院シーメックは藤沢市、鎌倉市、逗子市、葉山町の獣医師会(藤沢市獣医師会・湘南獣医師会)に所属する獣医師が共同で設立した夜間診療専門の救急動物病院です。

夜間救急は夜9時から朝6時

湘南夜間救急動物病院(以下シーメック)は江ノ電江ノ島駅から徒歩7分ほどのところにあります。国道467号線沿い、腰越の龍口寺より藤沢駅に向かって700~800m先の左側です。

駐車場もありますが、国道沿いに面しているので、もし駐車しにくい場合はハザードランプをつけて、少し様子を見ながら駐車してくださいね。

診療時間は21時からでしたので、就業前にお話をうかがいに行きました。病院の外壁には、江ノ島の灯台と、かわいい犬猫のイラストが描かれていました。

季節の変わり目に流行ってくる病気

神奈川県の夜間救急動物病院は、ここシーメックをはじめとして、横浜、横須賀、平塚、相模原、町田にもあります。シーメックは、アニコム損害保険のどうぶつ健康保険にも対応しています。

入り口からはいると受付がありました。テレビやソファもあり、座って待機するスペースがありました。外国人の飼い主さんのために、親切に英語の注意事項も貼ってありました。

こちらが診察室です。夜間救急動物病院は、はじめての患者さんばかりだそうです。そのため、ペットの症状を診るだけではなく、飼い主のみなさんからよく話をヒアリングしながら診察するように心がけているそうです。

最近は夜泣きに関する相談がふえていて、1日に4件ほどの来院があるそうです。

これから暖かくなってくると、冷暖房の影響から、肺水腫という病気が多くなるそうです。肺水腫は肺に水が溜まってしまい、呼吸器系に異常をきたす病気です。呼吸が早くなったり、咳を頻繁にしていたら早めに相談してみてくださいね。

また寒い日は、下痢や嘔吐の症状が多いそうです。
冷暖房の切り替え時期は、気をつけておきたいです。

かかりつけ病院との連携

もし実際に来院する場合は、かかりつけ医の検査データや投薬内容を事前に連絡すると、診察をスムーズに進めることができるそうですので、緊急時の書類は一式まとめておいたほうが良いとアドバイスをいただきました。

シーメックで診察後、後日、かかりつけ病院に診察内容や検査データを報告するそうです。

また、処置としてかかる費用は、だいたい2〜3万円とのことです。クレジットカード支払いのみなので、気をつけてくださいね。

これからも社会貢献のために

さまざまな症状の患者さんが来られるそうですが、継続的な診察ではないので、その場でお別れする場面が多く、スタッフさんもさびしい気持ちになったりするそうです。

でも、地域社会への貢献の一環としてがんばって取り組んでいらっしゃいました。来院した患者さんの状態が改善した時は、とてもうれしく、やりがいを感じるそうです。

これからも湘南エリアの夜間救急体制を少しでも支えられるように尽力したいとおっしゃっていました。

普段は利用しない救急病院ですが、予期しない状況になったときにサポートしてくれる存在はとても心強いですね。

シーメックのような救急動物病院の存在を知っておくと、より安心して毎日のペットライフを満喫できます。

もし予期せぬ事態になったら、迷わず、すぐにシーメックにご相談してみてくださいね。

湘南地区のペットを守る!夜間救急動物病院「シーメック」

住所:神奈川県藤沢市片瀬4丁目14-8
アクセス:江ノ電江ノ島駅から徒歩約7分​​
藤沢市片瀬の国道467号線(片瀬県道)沿い、腰越の龍口寺より藤沢駅に向かって700m〜800mの左側。
電話番号:0466−26−9912(キュウキュウ ワンニャン)
営業時間:夜9時から翌朝6時
定休日:年中無休(臨時休業日はホームページに掲載)
お支払い:クレジットカード、デビットカード(銀行や郵便局のキャッシュカードでお支払いいただけます。ただし、一部の金融機関では夜間の使用が出来ない場合があります。)
駐車場:完備