鎌倉最古の厄除けの社!地域住民から親しまれる「八雲神社」
2022年9月28日

鎌倉といえば「お寺や神社」といったイメージではないでしょうか。
実際、町のいたるところにお寺や神社が点在しています。
今回ご紹介するのは、鎌倉駅から徒歩9分の住宅街に位置する「八雲神社」です。

地域住民の日常に寄り添う氏神さま

八雲神社は鎌倉駅から徒歩9分の、緑豊かなロケーションに位置しています。
通りから少し入りひっそりと佇んでいるためか、観光客は少なめ。

神社に通りかかると、いったん立ち止まり一礼する地域住民の方の姿をよく見かけます。

お恥ずかしながら、引っ越してくるまで神社についての知識がなかった私たち夫婦……。
「なんでお辞儀してるんだろう???」と気になり、調べてみました!

鳥居は、

神域と外界を分ける門
神社に入る全ての人間やものを払い、不浄なものを寄せ付けない砦

としての2つの役割があるといわれています。
つまり、鳥居がお祓いをしてくれるようです。

地域住民の氏神さまでもある八雲神社。
地元の方は「八雲さん」「お天王さん」と呼び親しんでいます。

鎌倉最古の厄除けの社

八雲神社は、鎌倉最古の「厄除けの社」といわれています。

新羅三郎源義光が奥州へ向かう途中で鎌倉に立ち寄ったところ、当時流行していた疫病で苦しむ人をみて、京都から祇園社の祭神を勧請するとたちまち疫病が収まりました。
これが「鎌倉の厄除さん」と崇められるようになったのが始まりだとか。

境内の雰囲気

さっそく境内に入ってみます。

参道に並ぶ厄除け祈願のノボリと周囲の緑のコントラスト。
赤いノボリが目を引きます。

コロナ禍のため、手水舎は現在使用されていませんでした。
「手水のつかいかた」の絵がレトロでどこか懐かしい。

お神木の下に、新羅三郎源義光の手玉石が置いてあります。

社殿の両脇には天水盤。
東京オリンピックの聖火台を鋳造した、鈴木文吾氏が手がけたものだとか。

古いお札やお守りなど、わが家も毎年こちらにお願いしています。
1月初旬、境内で古神札を燃やしてくれる「どんと焼き」も恒例行事のひとつです。

神輿などを展示する宝物殿。

境内には飲食スペースも用意されています。
歩き疲れたとき、ちょっと休めるのはうれしいポイントです。
ただし、社務所の許可が必要なので声をかけてみてくださいね!

神社で球技やらないでしょ〜!と思うのですが、鎌倉駅周辺には遊具のある公園がほとんどありません。

しかし、遊具などなくても子どもたちは何時間も遊んでいます。
八雲神社のような人の少ない神社を遊び場にすることも。
神社の隣にある道路では、よく子どもたちが遊んでいます。

3年前の台風の影響で現在はまだ通行できませんが、社殿の脇には祇園山ハイキングコースの登山口が。
引っ越してきた年の出来事だったため、まだ未開の地。
整備されたら歩いてみたいなと目論んでいます!

リスにも出会える自然豊かなロケーション

誰もいないはずの境内でカサカサ音がする!と思ったらリスでした。
鎌倉はリスが多く、どこでも遭遇できます。
以前、夜の八雲神社を通りかかったところ、たぬきがこちらを見つめていました。

年にいちどの「鎌倉大町まつり」

八雲神社のある鎌倉市大町では、年にいちど7月に「鎌倉大町まつり」が開催されています。
引っ越してきた年にはくじ引きに当たり、地元商店街で使える3,000円のお食事券でおいしいランチを楽しめました。
屋台が並び、子どもたちが喜びそうな金魚すくいやおもちゃなど、まさに夏まつり!を満喫できます。

神体をのせた4基の神輿と地元の氏子たちが町内を練り歩き、人々の幸福を祈願する「鎌倉大町まつり」。
夜になると、たくさんの提灯で飾られた4基の神輿が大町四ツ角で合流する風景は圧巻ですよ。

派手さはないものの、古くから地域住民の日常に溶け込んでいる八雲神社。
ぜひ実際に足を運んで、その魅力に触れてみてください!

八雲神社(やくもじんじゃ)
住所:神奈川県鎌倉市大町1–11-20
アクセス:JR横須賀線「鎌倉駅」から徒歩8分
     JR湘南新宿ライン「鎌倉駅」から徒歩8分
     江ノ電「鎌倉駅」から徒歩9分