由比ガ浜に世界中のおしゃれが集まる「MONT LIVRE鎌倉」
2022年1月4日

鎌倉駅東口から若宮大路を海側に向かって、のんびりお散歩していたある日。

一の鳥居を過ぎた所に、かわいいティファニーブルーのお店が目にとまりました。

そういえばまだ入ったことがないなぁ~と、立ち止まって覗いてみると、店内に置かれている商品一つひとつにこだわりが感じられる。
絶妙なおしゃれ感が漂う、なんだかすごーく気になる雰囲気。

覗いていると、さっそく2人の店主が声をかけてくれました。

店内に足を踏み入れてみると、……目の前に広がるステキすぎる空間!!

明らかに一点物で、すべてが手作り。
色柄もさまざまな個性的なファブリック。
細部まで作りこまれたおしゃれなアクセサリー。

「か、かわいい・・!!」

この空間に一瞬で虜になってしまった私(笑)。

今回は、こちらの服飾雑貨店「MONT LIVRE(モントリーブル)鎌倉」をご紹介いたしましょう。

世界のファッションを知り尽くした山本さんだからできるオリジナルブランド

「MONT LIVRE鎌倉」は、「旅」と「鎌倉の海」を愛する2人の店主、山本さんとゆうこりんさんが手掛けるお店です。

山本さんは、もともと都内に多数店舗を手掛けるインポートカジュアルの老舗ショップでバイヤーを務めた大ベテラン。

年10回のフライトを25年間こなし、30ヶ国以上を訪れたことがあるそうです。

例えば、「パリでカリビアンを楽しむ」といったように、
パリの富裕層が街角でカリビアンスタイルを楽しむ様子を見たら、そのファッションの根っこを探しにカリブまで飛び、現地の伝統文化までふれに行く。

長らくそんなバイヤー人生を歩み、世界中のライフスタイルを研究されてきたそうです。

「好きだからこそ、自分で作る」MONT LIVRE鎌倉立ち上げの想いに込める

現在は、自らブランドを立ち上げてヨーロッパの文化であるリメイク商品を中心に、服飾雑貨を自身でデザイン制作されています。

その背景には、「好きだからこそ、自分で作らないと」。そんな想いがあることをお話してくれました。

こちらは新作のボトムス。

デニムと古着のパッチーワークが効いてアメリカンカジュアルなスタイルに仕上がっています。

サーファーを象徴するアメリカンカジュアルも、雑誌に登場する某人気アーティストのスタイリストに提供する形で、山本さんが一役を担いやがてヒットトレンドになりました。

山本さんが現地で見てきた各国のおしゃれが、古着やヴィンテージ品とミックスされ、ブランドとして形作られているんですね!

じつは某有名セレクトショップにもこちらの商品が並んでいるそうですよ。
私も好きでよく訪れるショップなので、いつかそこで目にする日も近いかも?

お店の元気印・ゆうこりんさんが旅して集めたビーズアクセサリーにきゅんとする

店内の一角でこつこつと作業するのは、もう1人の店主・ゆうこりんさん。

1㎜にも満たない小さなビーズと、世界中を旅して集めたというカラフルなビーズを器用につなぎ合わせていきます。

ゆうこりんさんも、ご自身でビーズアクセサリーを手掛け、百貨店でも出店をしていたというこの道の経験豊富なプロの職人さん。

もともと旅好きで、店内の石やビーズはゆうこりんさんが直接買い付けしてきたというパワフルさ。

アフリカやヨーロッパ、中東、南アジア諸国はほとんど旅したことがあり、そこでこだわっているのは、「本物を探してくる」こと。

現地の知り合いと遊びながら情報収集をして、買い付けが難しい国でも、あきらめずに時間をかけて手に入れたものばかり。
だからビーズ一個一個を手に取り、そのストーリーを想いながらアクセサリーに仕上げていくんだそう。

また現地のファブリックなども集めて、山本さんとバッグやポーチもオリジナル制作!
ゆうこりんさんと話しているだけで元気になれるから、心のこもったアイテムで元気一杯になれそう!

ここで過ごしているだけで、思わずテンションが上がってしまう、とってもワクワクするお店でした。

「鎌倉には、海外の文化や旅好きな人が多くて、このお店を通して共有できるのがうれしいんです」
そんなお話をしてくれたお2人。

こんなステキな店主が揃う「好き」が詰め込まれた、思わずきゅんとしてしまう空間。ぜひ遊びに行ってみませんか。

MONT LIVRE鎌倉
住所:神奈川県鎌倉市由比ガ浜2−16-1
アクセス:江ノ島電鉄「和田塚」から徒歩5分、「由比ガ浜」から徒歩9分、JR横須賀線「鎌倉駅」から徒歩10分
TEL:0467-91-7643
営業時間:12:00-17:00
定休日:水曜・雨天