由比ガ浜から稲村ケ崎、そして七里ガ浜と観光でも人気の海岸線沿いの国道134号線を抜ければ、一気に江の島が大きく視界に見えてきます。
その手前にあるのが腰越。ここに漁港があるのはご存じでしょうか?
鎌倉にある2つの漁港のうちの1つが腰越漁港です。
すぐそばに砂浜もあり、釣り船もあり、なかなか魅力的な場所ですが、中でも鎌倉市民なら聞いたことはある!というくらい知られているのが「腰越漁協直売所」のアジフライです。
おいしいと人気のアジフライ
「腰越漁協直売所」は腰越漁港内にあって、道路に面した入り口にあります。
そしてその入り口には「朝どれフライ」ののぼりが。
朝どれではありますが、この「腰越漁協直売所」でお目当てのアジフライが買えるのは13:00~17:00の間。また、定休日は水曜日と金曜日です。
早めに来ないとなくなってしまうという話も聞いていたので、訪れたのは13:30頃。
20席近くある席はほとんどいっぱいでした。
注文するカウンターの上には芸能人の色紙がたくさん!テレビでもしょっちゅう紹介されている人気ぶりがうかがえます。
その隣にはサバ缶なども売っていました。
なんとか席の1つを確保して注文しようと進むと、ホワイトボードに書かれたお品書きが。
お目当てのアジフライは1枚600円。アジフライにしてはいいお値段のような気もしますが大アジとなっているのでこの値段なのかもしれませんね。
そう思って帰ってから調べてみると小アジで200円の時もあるので、注意書きにあるように「当日の価格は入荷状況によって変動します」ということのようです。
つまり、訪れるたびに食べられるアジフライが違う(大きさ)ので今度は小アジも試してみたい気がします。
ロケで芸能人も立ち寄るその味は?
注文を受けてから揚げてくれるので待つことに。先に注文していた親子連れが店内にあるトースターでパンを焼いていたので、パンも販売しているかと思いましたが、ここは持ち込みOKなので自分で用意したパンを焼いていたようでした。
確かにトーストしたパンにフライを乗っけて食べるのもおいしそう!また、電子レンジもあったので近くで買ってきたお弁当と一緒に食べるのも良さそうです。
そしてアジフライがこちら。
25センチ×20センチくらいのお皿いっぱいに、どーんと大きなアジフライが!
実はお土産用に買ったアジフライでしたが、前に注文した人の「うわっ、うまい!」の言葉で急遽1枚追加してもらうことに。
テーブルには和からしやソースなどがあるので好みのものでいただきます。お茶もセルフサービスですが無料でいただけます。
さっそく口に運ぶと肉厚の脂の乗ったアジのうま味が口いっぱいに広がります。
鮮度もでしょうが、家でもアジフライを揚げることがあるけれど何が違うか考えて、ようやく思い当たったのが、全く骨に当たらないこと。
冷凍のものならそれも珍しくないけれど新鮮なアジフライ、しかもここまで大きければそれなりの骨があったはずですが全くないので、パクパクとおいしさを気にせず堪能できました。
気になって伺うと、やはり全て念入りに除去しているそうで、
「小さい子も安心して食べて欲しいから」とのこと。ありがたいですね。
朝市も楽しみな腰越漁協直売所
大満足のアジフライですが、ここ腰越漁協直売所では朝市も時折開催しています。(現在はコロナウイルス感染拡大防止のために中止)ぜひ足を運んでみてくださいね。
腰越漁協直売所
・住所: 神奈川県鎌倉市腰越2-9-1
・アクセス:江ノ電腰越駅から約徒歩5分
・TEL: 0467-32-4743
・営業時間: 13:00-17:00
・定休日: 水、金、年末年始 ※天候により休みあり