突然ですが、こんな私めにもライターとしての専門分野があります。
それはヘルス＆ビューティ。まあ、とてもそんな顔はしていませんが
（別に顔で仕事するわけではありませんが、笑）
会社員時代から、美容と健康の市場で編集者・ライターとして
長年お仕事をさせていただいてまいりました。
でも、年齢と経験を重ねるうち新しいことに挑戦したくなり、
今では美容の他にアート、カルチャー、ライフスタイルと、
さまざまな分野でお仕事をさせていただくようになりました！
ありがたや〜。

しかし昨年、新型コロナウイルスの流行により、仕事が激変！
会社員の皆さんもテレワークが中心となっていますし、
もう、フリーも会社員も境界線がすっかりなくなってしまいました（汗）。

また、新しい働き方を考えなければな〜……。

世界がこれからどんなふうに変わっていくのか、
不安だったり、楽しみだったりしている今日この頃。
皆さんはいかがですか？

おしゃれで、ちょっと不思議なカフェ（？）に初詣！

と、なぜ唐突にこんな話を始めたのかというと、
実は先日、ちょっと遅い初詣の帰り道に、
摩訶不思議な施設に立ち寄ってしまったから。

前々から「ココ変わってるな〜」と気になっていたのですが、
入る勇気とタイミングがなく、ずっと素通りしてきたのです。

そこは由比ガ浜にある「HOUSE YUIGAHAMA」という施設で、
パッと見、ごく普通のおしゃれなカフェなのですが、
中を覗き込むと、本がズラリと並ぶ資料館のようでもあり、
おしゃれなインテリアショップのようでもあり……、
しかし、奥のほうに目をやると
なにやら黙々と作業をしている人たちもいて、
「いったいここは何なのだろう？」と気になっていたんです。

その正体は、4つの空間がひとつになったシェアオフィス！

実はこちら、デザインと料理をメインとするクリエイティブユニット
「holiday」さんがディレクションしたことで話題になったスポット。

建築、インテリア、ガーデニング、ライフスタイルの
さまざまな蔵書がある「ライブラリー」と、
アイス昆布茶が人気の「カフェ」、
個性的なインテリアや住み方提案をちりばめた「ギャラリー」、
そして、家づくりにかかわる方々が働く「シェアオフィス」と、
なんと4つの空間で構成されたユニークな場所だったのです。

つまりここは単なるカフェでも、単なるオフィスでもなく、
「家」を軸にした複合施設ということ。なるほど……。
その不思議な空気を感じ取り、
私は二の足を踏んでしまっていたのですね（苦笑）。

空間のつくり方やおうちコーディネートの参考になりそう！

こちらのカフェはもちろん一般の方も使えるので、
私のような施設とは無関係な人が利用してもOK！
どうやらシェアオフィスの方も食堂的に利用しているようです。

ふむふむ、一見カフェスタッフ同士がただおしゃべりしていると
誤解されてしまいそうですが、「そういう空間だから」と考えれば納得。
棚に並んだ本は手に取って読んでもいいようです。

つと、床を眺めると継ぎ接ぎで、
あえて材質を変えているようなのですが、
そこにはなにやらメッセージとともにプライスが書かれており、
これから家づくりをなさりたい方の参考にもなりそうです。

あれこれ店内の写真を撮っていたらカフェスタッフの方に
「トイレもかわいいですよ！」と声をかけていただいたので
いそいそ覗きにいくと、左手にはオフィスらしきガラス張りの空間が見えます。

トイレの入口では、籐でできた鹿のヘッドトロフィーがお出迎え。
覗き込んだトイレはピンク色で、モザイクタイルのミラーがキュートです。

欧米のおしゃれな住まいの本で見たことある世界だなぁ〜。
でも、よく見ると「モザイクタイルはいくら」「ペイントはいくら」と、
お値段が書いてあって……なんだろう、いちいちオモシロイ（笑）。

通路やカフェの天井には個性的なライトが垂れ下がり、
足元には、壁紙らしきものが無造作に突っ込まれているカゴが。
あー、なんだかちょいちょい気になるわ〜（笑）。

クリエイティブなことにご興味がおありの方ならきっと楽しめる、
ホーム感たっぷりの複合施設「HOUSE YUIGAHAMA」。
訪れれば、おうちづくりの参考になりそうな
インテリアコーディネートが見つかりそうです。

生活や仕事のしかたなど、環境づくりのヒントが詰まった
複合施設「HOUSE YUIGAHAMA」。
皆さんもご興味があれば、ちょっと覗いてみてはいかがですか？

HOUSE YUIGAHAMA
住所：神奈川県鎌倉市由比ガ浜1-12-8
アクセス：江ノ島電鉄「和田塚」駅より徒歩2分、「由比ヶ浜」駅より徒歩5分、JR「鎌倉」駅より徒歩11分
TEL：0467-53-8589
営業時間：月〜金10：00〜17：30、土日祝9：30〜17：00
定休日：水曜