鎌倉野菜がいろいろ揃う、地元の市場「レンバイ」へ行こう
2020年9月24日

鎌倉駅東口から徒歩5分。

駅前の交差点を渡って、人気アウトドアショップや郵便局も通りすぎて、

海方面へ向かった大通り沿いにある「鎌倉市農協連即売所」は、

鎌倉野菜をはじめ、さまざまな食品が手に入る人気のスポットです。

鎌倉市内と横浜市長尾台町の農家が生産した農作物を販売しているのですが、

開店する時間は農家などによって少しずつ違っていて、

だいたい朝8時頃までには準備が整い、日没までには閉店。

地元では、こちらは「レンバイ」と呼ばれていて、

主婦の方々からプロの料理人まで、たくさんの人に親しまれています。

こういう市場は早起きして行く場所、というイメージなのですが、

鎌倉に来てから、そのイメージは一新!

ちょっと中途半端な時間に訪ねても、

まだチラホラ販売している農家さんがいらっしゃるので、

「残り物には福がある〜♪」というナゾの鼻歌を歌いながら、

ちょいちょい立ち寄るようにしています(笑)。

「お安いか?」と聞かれたら…そのあたりは定かではありませんが、

スーパーでは見かけないおもしろい野菜が売られていて、

農家の皆さんとの触れ合いが楽しめるのが魅力です!

なかなかお見かけしないお野菜との遭遇を楽しんで!

レンバイには、お買い物のついでにふらりと立ち寄ることが多い私。

今日は、大きな大きな米茄子がまず目に留まりました!

まるまる太ったお茄子のボディは、はちきれんばかりでグラマー。

見た目がシュッとした美しいお茄子ちゃんもいましたが、

ちょっといびつで、へこんだところがあるお茄子も、なんだかおいしそう。

なにしろ採れたてホヤホヤで、プロから熟練主婦まで

たくさんの方のお眼鏡にもかなう野菜が揃っているので、

どれを取ってもおいしいに決まっています!

その他にも、色白のゴーヤやぽっちゃりしたさつまいも、

夏の旬の名残、とうがんなども並んでいます。

しかし…とうがんって、漢字で書くと「冬瓜」なのに、

なぜ夏が旬なのかな? と気になって調べてみたら、

とうがんは、旬の時期に収穫しても半年ほども持つという

その優れた保存性からつけられた名前なのだそうですね!

わかるけど…ちょっと紛らわしい。

いつもの私めの悪いクセで少し脱線しましたが、この他にも

オレンジ色をしたズッキーニやバターナッツかぼちゃなど、

人生ウン十年の私もまだ一度も食べたことのない食材を発見しました!

大人になってもまだまだ知らないことがいっぱい、

見たことないお野菜がいっぱい。

いろんなことを学ばせてくれるレンバイ、私は大好きです。

野菜だけじゃない!いろいろな食べ物が集結する楽しい“迷路”のような食品市場

都心にお住まいだと基本はスーパーでのお買い物になると思いますが、

鎌倉にはこうした市場や即売所、個人商店がまだまだたくさんあります。

この迷路のような造りのレンバイも、実は農作物だけでなく、

パンやケーキ、ピクルスなど、いろんなお買い物が楽しめて、

まるで、ヨーロッパで見かけた“マーケット”みたい!

もちろん早い時間でないと締まっているお店もありますので、

全部をぐるっとまるっと見たい方は、お早めにお出かけくださいね。

鎌倉市農協連即売所(鎌倉中央食品市場)

住所:神奈川県鎌倉市小町1-13-10

交通:JR線・江ノ島電鉄鎌倉駅東口より徒歩5分

TEL:0467-44-3851

営業時間:8:00〜

定休日:無休(年末年始は除く)