最近では、サスティナブルという言葉をよく耳にするようになりました。
聞いたことはあるけど、意味を聞かれるとなかなか説明は難しいですよね。
簡単に言うと「サスティナブル」とは「持続可能な」
というような意味を持っています。
社会や人間の活動が地球環境を壊すことなく、
限りある資源を使い切ることのないように配慮し、
現在の環境を維持し未来に向けて継続しつつ、発展していくという
意味でつかわれているようです。
最近でいえば、ビニール袋の有料化がそのひとつと言えます。
そんなサスティナブルな街が2014年に藤沢に誕生していました。
「Fujisawa サスティナブル・スマートタウン」といって
通称「SST」と呼ばれています。
気になる街の構造
この街ができた当初は、とっても未来的な活動で、
最先端の街ができたんだと思い、地元でも話題になりました。
ただ、未来的なことは確かなのですが、きちんと聞いてみると
未来をよりよくする今を作り、
今を大切にする素敵な街なのだと知ることが出来ました。
コンセプトは、1000世帯の住人、一人一人のくらしを起点とした街づくり。
ひとりひとりのくらしが豊かになるような社会をつくっていくことが、
結果的にそこに住む人々の「生きるエネルギー」を生み出し、
人々が豊かになる、という考えで街づくりがされているようです。
おしゃれな施設「湘南T-SITE」
SSTのエリアに入ってみるとオール電化の住宅街が並ぶ中、
公園や老人ホームまでもがあることがわかりました。
また、そこに住んでいない人も訪れてみたくなる見た目もおしゃれな施設も。
お家も気になるけれど、あまりじろじろ見ることもできないので
今回はそのおしゃれ施設をメインに見ることに。
そこは「湘南T-SITE」という蔦屋書店をメインに本ごとにテーマ分けされた区画の中に
それと関連する商品や食べ物、レストランがあり
湘南らしいライフスタイルを提案する文化複合施設といえます。
3棟に分かれていて、棟ごとに
「スローフード、スローライフ」「趣味とデジタルライフの楽しみ方」
「親と子のコミュニケーション」というテーマになっているそうです。
一番湘南らしい棟
私が一番、こころ惹かれたのは「スローフード、スローライフ」の棟。
藤沢から鎌倉、逗子葉山など湘南地域の美味しいお店や素敵なこだわりハウスの特集など
ここにいたら、ますます湘南を好きになってしまうような本がたくさんありました。
その季節やおすすめによって湘南に関係のあるお店の商品も置かれるみたい。
毎回覗いてみたくなりますね。
また、スローフードというテーマに関連づけられ、
一角に野菜や健康に良さそうな食材が置かれたお店もありました。
「FOOD&COMPANY」という自然がより身近にある湘南エリアの強みを生かし、
この地域の生産者がつくる食材や、その食材を使って作られた飲み物やパン、
スイーツなどを販売されています。
湘南に住む人は健康に意識の高い人が多いので、
こういったお店があると自然とみんな興味深々になります。
ニコニコと笑顔が多く穏やかな人も多いこの地域は
健康な身体に気をつかうことも大きな秘訣なのかもしれませんね。
また、ゆったりと本を読むことのできるラウンジやテラスも設置されていて、
自分の好きな本を探して1日中リラックスした時間を過ごすことができそうです。
ここでは紹介しきれない、魅力がまだたくさんのSST。
施設や建物と一緒に、そこに集う人々も日々、素敵になっていく様子を見に
是非足を運んでみてください。
湘南T-SITE
住所: 藤沢市辻堂元町6-20-1
交通: 藤沢駅北口2番バスのりばから約15分、「藤沢SST前」より徒歩約1分
【藤04】(辻堂団地行)【藤06】(辻堂駅南口行)乗車
小田急線「本鵠沼駅」より徒歩約15分
TEL: 0466-31-1515
営業時間: 1号館・2号館 8:00-22:00 3号館 9:00-21:00
定休日: 店舗により営業時間・定休日が異なります。
HPをご確認ください。